ネットビジネス大百科物語

わりばしをくわえた車椅子の少年は、たった1人でどうやって1億円を稼いだのか?

SMAPや嵐、AKB48はTVに全く出ないで億を超えるお金を稼げるか?

SMAPは国民的アイドルであり、たくさんのお金を稼いでいる。たった5人のグループが、サラリーマンでは考えられないようなお金を稼げるのはなぜだろうか?

テレビがない世界

彼らはよくTVに出ている。もし、彼らがTVのない世界に行ったら、今まで通りの億を超えるお金を稼げるだろうか?

間違いなく今程は稼げなくなるだろう。なぜならば、もしテレビのない世界に行った場合、彼らは自分たちの価値をテレビ以外の方法で人に伝えなければならない。

TVがないとすると、できることは、人のいる場所、人の集まっている場所に行き、1回1回生でライブをしなければ、価値の提供ができない。1日に移動できる距離にも限りがあるし、1日にできるライブの数にも限りがある。当然、今より多くの人にSMAPの存在を知らせることもできない。

もちろん、SMAP独自の魅力的な価値があって、それらが人を通じた口コミで伝わり、集客の手助けにはなるだろうが、それだけでは現在のような大規模なビジネスにはならない。

億を超えるビジネスのポイントは、2つある。

TVが持つマーケティング上の最も重要な機能が2つある。それは、「多くの人に伝えられること」と「非リアルタイムであること」だ。

多くの人に一度に伝えられる拡声器、それがテレビ。

TVを見ている人はたくさんいる。とりあえずTVを付ける。暇があればTVを見るという行動からわかるように、テレビは大衆的な人々の習慣になっている。仕事から帰ってきたら、TVをつける。一人で寂しいから、とりあえずTVをつけておく人もいる。この行動にはもはや、主体性はない。ただの惰性であり、習慣である。何も考えずにとりあえずテレビをつけるようになったら、もはや奴隷だと思った方がいい。

録画ができるようになって、非リアルタイム性が生まれた。

ここで言う録画は、視聴者としてテレビ番組を録画することではない。ポイントは、提供者側も録画を使えるという点である。録画を使えることで、一度撮影したものは、再利用ができるようになる。録画したものを放送すれば、自分が毎回ライブをしなくても価値伝達ができる。

おそらく、テレビがまだ生放送だけの時代は、今程は稼げなかったんじゃないだろうか。生放送しかできないテレビなら、それは、劇場やスタジアムと同じものだからだ。確かに規模は大きいが、「価値提供における時間の制約」からは逃れられない。

価値生成と価値提供を同期ではなく、非同期にすることで、価値を提供しながら価値を生成するというビジネスモデルになり、『自分がその時間、その場所にいなくても価値の伝達ができる』ようになる。これがビジネスを拡大させるには計り知れない力を持つ。

Wikipediaの生放送を見ると、下記のような記述がある。

放送の創成期には、VTR機材/録画用メディアが非常に高価で収録用機材の運用コストも高かったため、音楽番組はもとよりドラマや演劇などでさえ生放送がごく当然であり、出演者は突発的な事象に対応できるよう、絶えず緊張を強いられていた。だが、録音・録画技術が進歩し編集が可能となると、送り手にとってリスクの高い生放送は、生放送でなければ得られない効果(いわゆるライブ感)を求めたり生放送特有の緊張感が敢えて必要な場合に限定されるようになった。実際、英語ではLIVEと言う。
生放送は1980年代以降、減少傾向にあるのが実情である。背景には録音・録画に必要な機材や技術の進歩、テープの低価格化のほかに、1回で2-3本を収録した方が効率が良いというのが有力である。放送局にとって、出演者をキャスティングする場合にはスケジュール調整がしやすいことや、出演者が急に出演できなくなるなどの突然のトラブルに対応しやすい、などの事情がある。一方、キャスティングされる芸能事務所側にとっても、生放送より収録を多くした方がより多くの仕事を得られ、利益を上げやすい上、スケジュール面での余裕にも繋がる。その為、放送局、芸能事務所双方にとってプラスになるというのが大きい。また収録に参加する番組スタッフにとっても、突発的なアクシデントが画面を通じて世間に流れる事態を想定して常に緊張を強いられる生放送は精神的な負担が大きく、編集が可能な収録番組の方がリスクが少ないということがある。

まとめ

まとめると、SMAPがサラリーマン以上にお金を稼げるのは、彼らが提供している商品の価値以上に、価値伝達方法がより重要なのだ。

  1. 自分の時間や場所に囚われずに、多くの人に価値を届ける」ことができ、
  2. 録画が使えることで、価値の拡大再生産ができる」ようになる。

これがTVを使う最も重要なポイントである。ここに、このビジネスの性質を決める重要な点が隠されている。

彼らはテレビを通じて価値提供していなければ、その辺にたくさんいるアマチュアミュージシャンとなんら変わらない。テレビに出て多くの人に価値伝達をしているというただその1点においてのみ、彼らの価値が決められている。

逆に言えば、アマチュアミュージシャンでもテレビを使って価値提供をすれば、SMAPと同じビジネスモデルが作れるということである。商品価値に問題がなければ、アマチュアだろうが、SMAPと同じ規模のビジネスを持てるのである。

現在の価値保有のポイントは、TVの放送時間は限られているという点だ。これらの力を持つテレビを使いたい人達はたくさんいる。しかし、テレビそれ自体の放送できる時間は時間や放送局という点で制限がある。供給量は常に一定しかなく、それ以上増えない。これがテレビの利権であり、莫大な価値源泉になっている

アイドルがアマチュアからメジャーに行くに従いテレビに出られるようになるのには、貴重なリソースであるテレビを使う価値があるアイドルか?というフィルタリング作業がされていることに等しい。

アイドルたちはそれらのフィルタリング作業をパスし、認められたものだけがテレビに出て、その華やかさを味わうことができる。

TVは限られている。だからこそ、価値を生んでいるのだ。

そして、TV以外の方法でも、自分のビジネスにテレビが持つ2つの機能を組み込めれば、そのビジネスの成長に必ず役に立つことになる。ビジネスというのは、そうやって拡大していく。

ネットビジネス大百科を受講した感想

首から下が動かない車椅子に乗った17歳の少年が1億円を稼げた秘密

著者プロフィール

和佐大輔(Wasa Daisuke)

なぜ、割箸を咥えているのか?

身体障害者認定の最高度である第1級身体障害者であり、1人で年商1億円を達成した起業家。12歳のとき、不慮の事故でテトラポッドに激突し首から下の運動機能をすべて失い、17歳でパソコン1つで起業した後、口に咥えたわりばし1本で年商1億円を達成。日本インターネットビジネスの業界では数少ない”本物の“マーケッター系起業家。将来は漫画家、映画監督になるべく精力的に活動を行っている。

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