ネットビジネス大百科物語

わりばしをくわえた車椅子の少年は、たった1人でどうやって1億円を稼いだのか?

システムとは優先順位を決めること

「システム」という概念を重視する。というか、宇宙はシステムなわけだから、重視とか、そーゆーレベルではなく、根本だと思う。「システム」とは、「優先順位」である。

「構造的○○」と言われるものは、誰かの意思で恣意的に優先順位が決まっているのではなく、自然の摂理として「なぜか」そうなっているもののことを言う。南北格差、とか、構造的貧困、とか、構造的不平等、とか。誰かが優先順位を決めているわけじゃない。例えば誰かが「お金持ち」と「貧乏人」を決めているわけじゃない。

構造的に格差が生まれるのだ。

格差が生まれるのに対して、僕らが理解できたり、コントロールできるような理由は存在しない。システム上、そうなっているとしか言いようがない。

システムには「レベル」がある。

サーバーを管理したことがあるならわかると思うけど、「権限」というやつだ。僕らに与えられた権限はとても狭いもので、残念ながら、WEBサイトで言えば「ユーザーレベル」でしかない。「管理者レベル」の権限は誰も持っていない。

とすると、どこまでが「ユーザーレベル」で、どこからが「管理者レベル」なのかを明確に理解することが重要になる。ユーザーレベルでできることの範囲で、僕らは自由にできる。

管理者レベルのことは諦める。例えば「過去を変える」とか、「他人をコントロールする」とか、「自分自身を完璧にコントロールする」とか、「(失敗の)可能性を0にする」とか。

諦めたらとてもシンプルになる。ユーザーレベルを極めればいい。

で。

この「ユーザーレベル」にも2種類あって、カーネマン的に言えば「システム1(直感)」と「システム2(論理)」だ。どちらが影響が大きいのかといえば、システム1の方が大きい。

ただ、この理解だと結局「自分の内部のシステム構造」だけになるから、実際には不十分で、僕らは自分の外部とも繋がっている。 実際のところ「どこまでが自分で、どこからが他人か」なんて明確な境界線は存在しない。他人からもらったアイディアを、いつの間にか自分が思いついた気になっていたりすることがよくある。

「内部」と「外部」の両方を合わせたものを仮に「状態」と呼ぶとして、僕らは内部と外部の2つのバランスによって生み出された「状態」に過ぎない。

システムは優先順位を「必ず決める」という特徴を持っている。

つまり、「2つの項目が同列に並ぶ」と言うことはあり得ない。「うんこ味のカレーとカレー味のうんこ」の議論にだって、必ず人それぞれ、決着がつくはずだ。内部と外部にも優先順位がある(と思っている)。

僕は「外部」のほうが優先順位が高いと思う。だから、外部をシステム1、内部をシステム2だと考えている。

そーゆー意味で、全ては「環境」なんだ、と。外部からの影響が悪ければ、僕らは状態異常を起こしてしまう。混乱とか、沈黙とか、暗闇とか。システム上(自然の摂理上)、より優先順位の高い要素を重視する。そうすれば、自然と自由は増えていく。

「自分」という「状態」を生み出している「内部構造」と「外部構造」をよく見てみよう。そして、管理者レベルのことはすっぱり諦めて、ユーザーレベルの権限と行動で、内部構造と外部構造に手を加えていく。

次第にバランスが変わって、状態が変わる。

今の状態と1年後の状態、10年後の状態は全然違う。そして多分それは「いい意味で」違っているはずだ。こうやってちゃんと生きていけば、自由と可能性は開かれていく一方だ、と思う。

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著者プロフィール

和佐大輔(Wasa Daisuke)

なぜ、割箸を咥えているのか?

身体障害者認定の最高度である第1級身体障害者であり、1人で年商1億円を達成した起業家。12歳のとき、不慮の事故でテトラポッドに激突し首から下の運動機能をすべて失い、17歳でパソコン1つで起業した後、口に咥えたわりばし1本で年商1億円を達成。日本インターネットビジネスの業界では数少ない”本物の“マーケッター系起業家。将来は漫画家、映画監督になるべく精力的に活動を行っている。

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