ネットビジネス大百科物語

わりばしをくわえた車椅子の少年は、たった1人でどうやって1億円を稼いだのか?

人生の意味とはなんなのか

目の前の「幸福」と名付けられたニンジンを手に入れようとひたすら走っている我々は、それが「決して手に入らないものである」と突然告げられました。

我々は、今後何を目指して走ればいいのでしょうか?

僕は、手に入らないことが分かっているなら、ニンジンを求めて走ってもいいと思います。実際、それは両立します。

「手に入らないと知っていながら、それを求めて走ることができる」のです。

なぜなら、それは意識の問題ではなく、 生き物としての本能の問題だからです。だから、素直に生きればよい。

どうしても意識を納得させたいのであれば、以下のトルストイの言葉がヒントになるかもしれません。これもごく最近のセミナーで紹介した言葉ですが、人生について非常に重要なことを言っています。

「生命とは全体的な現象であると同時に、連続的な分解と結合の総体であると言える。生命とは何らかの結果を示すと同時に何らかのプロセスを示していて、 誰でもその意味は了解できるが、しかしその定義を明確に説明できるものはおそらくいない。にもかかわらず、誰でもこの意味を理解できる。」

ここでトルストイは、2つのことを言っていることに気が付くでしょうか。

  1. 人生は一義的にはプロセスである。
  2. 人生の意味は言葉では定義できないが「わかる」ものである。

つまり、

「ニンジン追い求めて走っててもいいじゃない、その走っていること自体が楽しいのだから。人間なら、そこに意味を見いだせるだろう?」

ということを言っているわけですね。 繰り返しますが、「自分の幸福のために」何かをすることそれ自体は問題ではありません。問題なのは、「手に入るものだ」と錯覚してしまうことと、それゆえに「何が何でも手に入れよう」としてしまうことです。

こういう生き方をし出すと、途端に「美しさ」が消えます。なぜなら、それはトルストイが教えてくれたような、人生の本質を見失った生き方だからです。人生の本質はあくまで もプロセスにあり、またそのプロセスに意味を見出すことにあるのだ、ということを忘れないでください。

ちなみにトルストイは、成功哲学というものを考える上で非常に重要な人物の一人です。一般的にはただの文豪としてしか認識されていないと思いますが、 哲学者も、宗教家も、文豪も、歌手も、詩人も、画家も、彫刻家も、医者だってなんでもいいのですが、一流を極めた人というのは、「成功哲学者」として極めて重要です。その中でもトルストイは、特殊な事情により頭一つ抜きんでて重要なのです。先に登場したミルも重要ですが、それ以上に重要です。

世の中で成功哲学を語っている人のうち、一体どれだけの人が成功哲学としてミルやトルストイを読んだのだろうかと、僕は甚だ疑問でなりません。成功哲学の本を1万冊読んでも、40年かけて10万冊読んでも、成功哲学の本質は理解できません。だからこそ、成功「哲学」なのです。そんなこともわからない人たちが「コーチ」的な仕事をしていることが、僕には信じられない。

ビジネス書を1万冊読めばそれでアップルが作れるのか、と。そんなバカげたことは誰も言わないのに、なぜ成功哲学に関しては、成功哲学書を数冊読めば成功できる、みたいな「確信」を持ってしまう人が大量発生するのか、と。

成功哲学は、とても難しい。先ほども言いましたが、目安として、哲学書を読めないなら、手を出さない方がいいと僕は思います。人生を破壊するという意味で、成功哲学は極めて切れ味の鋭い諸刃の剣だと思いますので。

満足した豚か、不満足な人間か

成功法則に従うために

著者プロフィール

和佐大輔(Wasa Daisuke)

なぜ、割箸を咥えているのか?

身体障害者認定の最高度である第1級身体障害者であり、1人で年商1億円を達成した起業家。12歳のとき、不慮の事故でテトラポッドに激突し首から下の運動機能をすべて失い、17歳でパソコン1つで起業した後、口に咥えたわりばし1本で年商1億円を達成。日本インターネットビジネスの業界では数少ない”本物の“マーケッター系起業家。将来は漫画家、映画監督になるべく精力的に活動を行っている。

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